【電気代値上がり動向】電気代補助事業終了で各社電気料金値上がり 2025年10月・11月分をチェック

2025年7月から9月まで実施された政府による電気料金負担軽減支援事業が終了し、10月は電力各社で電気料金の大幅な値上がりとなりました。
一方で、10月21日には物価高対策への優先的取り組みを掲げる高市新政権が発足しました。今後は、電力使用量が増加する冬に向け、電気料金の補助等が実施されるのか注目されます。
本コラムでは、最新の電気代動向と電力会社各社の電気代の推移をグラフでお伝えします。
なお、電気料金区分には一般家庭向けおよび小規模小売業等向けの「低圧」、低圧より大きな電力を扱う事業者向けの「高圧」、工場等大規模な事業者向けの「特別高圧」がありますが、様々な料金プランがある中で個別にそれぞれ紹介すると複雑になるため、代表して各電力会社が発表している「低圧」区分での平均モデルに基づいてご紹介しています。

2025年7月から9月まで実施された電気代補助策「電気・ガス料金負担軽減支援事業」

[図1:電気・ガス料金負担軽減支援事業]
2025年は、足元の物価高に対応する観点から、電力使用量が増加する7月、8月、9月に限定し、夏の電気料金負担軽減策が行われました。2025年7月使用分については低圧で2.0円/kWh、高圧で1.0円/kWh、2025年8月使用分については低圧で2.4円/kWh、高圧で1.2円/kWh、2025年9月使用分については低圧で2.0円/kWh、高圧で1.0円/kWhがそれぞれ値引きされました。
今後の支援施策については未定ですが、新政権では物価高に対して早急に対応する方針であることから、追加の支援が実施される可能性もあります。
年々増加「再エネ賦課金」とは?―再生エネルギー買い取りにかかる費用を電力利用者が負担

[図2:再エネ賦課金の仕組み (出展:四国電力)]
毎月の電気代には再エネ賦課金が含まれています。再エネ賦課金とは、正式には「再生可能エネルギー発電促進賦課金」で、2012年から始まった再生エネルギーを普及させるための国の制度です。
再生エネルギーで発電された電気は決まった期間・決まった価格で電力会社が買い取り、買取にかかった費用は電力利用者が負担します。

[図3:再生可能エネルギー発電促進賦課金の推移 (出展:資源エネルギー庁等)]
再エネ賦課金は、導入がスタートした2012年度は0.22円/kWhでしたが、2025年度は3.98円/kWhまで値上がりしています。再生エネルギーの増加に伴い、電力会社による買取総額は年々増加しており、今後も再エネ賦課金の増加が見込まれます。
電気代の一部として利用者が負担する再エネ賦課金も、電気代値上がりの一因となっています。
電力各社の電気代動向-2025年10月使用分
ここからは、2025年10月使用分の値上がり動向を、2024年3月から2025年10月使用分までの電気料金の推移とともに各社が公表している家庭の平均的モデルによってご紹介します。
東京電力:8,652円-前月から520円値上がり

[図4:東京電力 平均モデル電気料金の推移]
東京電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は8,652円となりました。前月からは520円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
北海道電力:9,335円-前月から467円値上がり

[図5:北海道電力 平均モデル電気料金の推移]
北海道電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は9,335円となりました。前月からは467円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金915円、消費税等相当額を含みます。
東北電力:8,501円-前月から520円値上がり

[図6:東北電力 平均モデル電気料金の推移]
東北電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は8,501円となりました。前月からは520円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
北陸電力:7,485円-前月から472円値上がり

[図7:北陸電力 平均モデル電気料金の推移]
北陸電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は7,485円となりました。前月からは472円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金915円、消費税等相当額を含みます。
中部電力:8,322円-前月から507円値上がり

[図8:中部電力 平均モデル電気料金の推移]
中部電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は8,322円となりました。前月からは507円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
関西電力:7,791円-前月から520円値上がり

[図9:関西電力 平均モデル電気料金の推移]
関西電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は7,791円となりました。前月からは520円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
中国電力:8,082円-前月から536円値上がり

[図10:中国電力 平均モデル電気料金の推移]
中国電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は8,082円となりました。前月からは536円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
四国電力:8,311円-前月から533円値上がり

[図11:四国電力 平均モデル電気料金の推移]
四国電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は8,311円となりました。前月からは533円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
九州電力:7,451円-前月から507円値上がり

[図12:九州電力 平均モデル電気料金の推移]
九州電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は7,451円となりました。前月からは507円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金995円、消費税等相当額を含みます。
沖縄電力:9,008円-前月から531円値上がり

[図13:沖縄電力 平均モデル電気料金の推移]
沖縄電力では、2025年10月の平均モデルの電気料金は9,008円となりました。前月からは531円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
電力各社の電気代動向-2025年11月使用分
続いて、2025年11月の電気料金の推移について、各社が公表している家庭の平均的モデルによってご紹介します。
東京電力:8,639円-前月から13円値下がり

[図14:東京電力 平均モデル電気料金の推移]
東京電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は8,639円となりました。前月からは13円の値下がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
北海道電力:9,351円-前月から16円値上がり

[図15:北海道電力 平均モデル電気料金の推移]
北海道電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は9,351円となりました。前月からは16円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金915円、消費税等相当額を含みます。
東北電力:8,501円-前月から変動なし

[図16:東北電力 平均モデル電気料金の推移]
東北電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は8,501円となりました。前月から変動はありませんでした。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
北陸電力:7,496円-前月から11円値上がり

[図17:北陸電力 平均モデル電気料金の推移]
北陸電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は7,496円となりました。前月からは11円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金915円、消費税等相当額を含みます。
中部電力:8,303円-前月から19円値下がり

[図18:中部電力 平均モデル電気料金の推移]
中部電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は8,303円となりました。前月からは19円の値下がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
関西電力:7,791円-前月から変動なし

[図19:関西電力 平均モデル電気料金の推移]
関西電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は7,791円となりました。前月からは変動はありませんでした。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
中国電力:8,092円-前月から10円値上がり

[図20:中国電力 平均モデル電気料金の推移]
中国電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は8,092円となりました。前月からは10円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
四国電力:8,322円-前月から11円値上がり

[図21:四国電力 平均モデル電気料金の推移]
四国電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は8,322円となりました。前月からは11円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
九州電力:7,454円-前月から3円値上がり

[図22:九州電力 平均モデル電気料金の推移]
九州電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は7,454円となりました。前月からは3円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金995円、消費税等相当額を含みます。
沖縄電力:9,023円-前月から15円値上がり

[図23:沖縄電力 平均モデル電気料金の推移]
沖縄電力では、2025年11月の平均モデルの電気料金は9,023円となりました。前月からは15円の値上がりです。なお、再生可能エネルギー発電促進賦課金1,034円、消費税等相当額を含みます。
企業による「電力削減」ますます求められる時代に

[図24:AIrux8導入前の課題と導入後の効果]
物価高騰、電気料金の値上がりを迎えている今、各企業にはエネルギーコストの削減が求められています。また、目の前の電気代を抑えるだけでなく、CO2などの温室効果ガスの排出を削減し、地球温暖化を抑えるためにも、無駄な電力使用を控え、人も企業もよりクリーンな活動を行うことが求められています。
当社のAIによる電力削減ソリューション「AIrux8」は、国内外で電力削減を実証してきました。
▼【省エネ事例紹介】電力削減29.6%を実現 株式会社クレア慶徳工場へのAIrux8の導入結果
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▼【省エネ事例紹介】空調電力25%削減 大手老舗百貨店オフィスへのAIrux8導入結果
【省エネ事例紹介】空調電力25%削減 大手老舗百貨店オフィスへのAIrux8導入結果
2024年5月9日にはAIrux8の技術が日本で特許として登録され、AIrux8の技術は国内でも唯一無二のソリューションとなりました。
▼AI電力削減ソリューション「AIrux8」の技術が日本で特許として登録
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000062901.html
AI電力削減ソリューション「AIrux8」、企業での導入相次ぎ決定

[図25:AIrux8のシステム概要イメージ]
2025年、当社のAIによる電力削減ソリューション「AIrux8」は、多くの企業との販売パートナーシップが進行し、各企業で導入決定が相次いでいます。
▼「AIrux8」、大手電子機器メーカー事業所へ導入決定-2025年2月25日
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000062901.html
▼AI電力削減ソリューション「AIrux8」、丸紅I-DIGIOグループ会社の執務室及び会議室エリアへ導入決定-2025年3月7日
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000062901.html
AIrux8では、各企業の細かな施設情報のヒアリングや施設に応じた設定および分析を提案し、オーダーメイドのエネルギー削減を実現します。今後も、多くの企業様からのご相談をお待ちしております。

お役立ち資料

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