Enterprise 50 GALA DINNERに参加致しました

 シンガポールのパートナーOTTO Solution Pte. Ltd. (以下、OTTOといたします。) がシンガポール政府よりENTERPRICE 50に選ばれ、11/26日その表彰パーティーに参加してまいりました。 https://enterprise50.org/

 1995年に設立され、25年間にシンガポール経済の発展に貢献した企業が、50社選ばれ表彰されるのが本アワードです。シンガポール共和国副首相兼財務大臣(Mr.Heng Sween Keat)が激励の言葉を述べられましたが、私にはとても印象的なメッセージに感じられました。

 当社も、OTTOと同じく1995年の起業です。25年間、当社は日本の経済の発展に何を貢献してきただろうか?と会の途中自ら問うてみたりもしました。「そういえば、上海万博では日本産業館にセンサーの信号を受けて液晶パネル100面が連動して動作するシステムを納めて世界の多くの方々に御覧頂いたな~・・日本の警察機関にIP放送のシステムを御利用頂いているな・・海上自衛隊の護衛艦では当社のIP放送システムを御利用頂いているな・・などなど」25年間に当社が開発したテクノロジー実績を幾つか思い返したり致しました。

 しかし、未だ社会貢献と言われると満足できるような実績は正直思い当たりません。

 会の冒頭での副首相の言葉にこんなくだりが御座いました。「政府がシンガポール社会に対し何が出来るか?は申し上げる事は出来ない。しかし、企業の皆さんがシンガポール社会対しに何ができるかは、申し上げられる」(※多少の意訳を含む)。冗談半分のスピーチに笑いも起こっておりましたが、私には“なるほど”と思わされる深い言葉に思えました。

 様々な企業が社訓に掲げる社会貢献。意識もせず眺めれば価値も感じないかもしれません。しかし、何れの国の発展成長も、企業のイノベーションの上に成り立っており、それを裏で支えるのが国家である。つまり、国家と企業の連帯感を背景とし企業のイノベーションにて国民の生活は進化発展し豊かになっていく。こんな事を副首相は冒頭の一節に込められていたように感じられました。

 他にもこんな発言もございました。「Doing wellではない! Doing goodである」解釈は人によって異なるかもしれません。私には、この副詞と形容詞の使い方に、企業価値の差が有るように感じられました。日本でも国や自治体による、社会貢献企業への表彰はあろうかと思います。しかし、本パーティーには形式的な日本の表彰式ではあまり感じられない不思議な会全体で共有される高揚感があり、社会貢献を真剣に考え取り組んで行きたいという沸き上がるモチベーションを感じる事が出来ました。

 パーティーは非常に盛り上がり、18時30にはじまり22時30分頃まで、スピーチ、表彰、歌、食事と、本当に参加者皆がシンガポール社会への企業貢献と25年間のイノベーションの功績を労っているように思えてなりませんでした。

 建国して54年の若き国家シンガポール。国と企業が共に国への社会貢献を労い祝える素晴らしい国に思えてなりません。
 帰りに頂いたお土産の中には建国の父リークアンユーの本が一冊入っておりました。