いろいろな変化の兆し

 昨今、トランザスにもいろいろな変化の兆しが見られるようになってきました。マーケット戦略で苦労を重ね、スピーディーな展開が今まで出来ていなかったウェアラブルデバイスに関しての問い合わせが、今年に入ってから驚くほどに増加しています。自動車関係の工場や、ロジスティック等から注目を集め始めたように思えます。同じく、マレーシアのパートナーによる半導体工場へのサービス運用も評価が高く、まとまった数を導入し始めるタイミングが来そうな雰囲気になってまいりました。

 今まで、ウェアラブルデバイスの展開で苦労したのはやはりスマートフォンとの差別化を如何に計っていくかでした。未だ市場に似た形状のウェアラブルデバイスが存在しなかった事もあり、自らのポジションを見つけ出す、また相手に見つけてもらう難しさと格闘していたここ数年だったかと思います。

 しかし、様々な場所でウェアラブルデバイスという各社製品が試験導入され、テストされ、当社のウェアラブルデバイスのポジションを徐々に我々と共にマーケットにも気づいて頂け始めたのかもしれません。

 一方、デジタルサイネージ市場にも大きな変化が出始めたようです。当社はデジタルサイネージの始まりからサイネージ機器の開発を手掛けていた言わば老舗にあたります。

 しかし、日本にサイネージが出始めた2000年頃から今に至るまで、サイネージの広告価値や効果が端末導入コストに見合う適切な場所が殆ど無かったのが現実でした。2007年、サイネージ元年と市場に騒がれ、サイネージ事業者が市場にあふれたにも関わらず、その殆どが2016年頃には市場から姿を消したように感じられたものです。しかし、昨年頃よりインバウンド、オリンピックのキーワードに合わせ、サイネージ端末のコストがブレイクスルーラインに差し掛かった事で、大きな変化が表れています。当社は3月末にP3という新たなるビジネスファクターを得ており、より一層、この市場の価値と将来の可能性、また市場の変化の流れを感じるようになってきた事もありますが、広告表示個所を求める動きが極めて活性化されているのは間違いなさそうです。

 我々トランザスはモノ作りの会社です。 人とモノとの出会いのタイミング、と適切な関係、まるで人と人との出会いが作る物語のように、モノ作りの商売は進展していくのだと思います。